マドリッドに到着して初めての朝を迎えました。
ツアー2日目は、今回のツアーで一番お世話になるプロクラブ『エストゥディアンテス』の練習場を訪問しました。
エストゥディアンテスの練習場は地域の公立の学校(ラミロ・デ・マエトゥ)と提携しており、学校の敷地内にクラブ保有の練習場(通称:マガリーニョス)があります。
クラブと学校が提携しているので、クラブの練習場を学校の体育の授業で使用したり、またクラブの下部組織が学校保有の体育館を利用させてもらったりと、それぞれの運営が密接に関っています。
↑エストゥディアンテスの練習場であるマガリーニョス。
じつは公立学校である「Ramiro de Maeztu」の敷地内にあるのが分かります。
エストゥディアンテスの練習場を見学した後、エストゥディアンテスのスポーツダイレクターであるHimar Ojeda(イマール・オヘダ)さんとの会談を行いまし。
イマールさんからエストゥディアンテスのクラブとしての哲学やビジョンを詳しく聴かせて頂きました。
何故、巨大な育成組織を有しているのか?
その育成組織とトップチームとの関りはどうなっているのか?
クラブとして育成をどのように考えているのか?
参加者の皆さんからもたくさんの質問が飛び交い、非常に有意義な会談となりました。話を聞き終えた後、あるツアー参加者の一人が、「まさにここは理想郷ですね!」とポツリ漏らしていたのが印象的でした。
イマールさんとの会談後、スペイン流遅めのランチを食べて、午後は育成年代の練習見学を行いました。ここでもエストゥディアンテス側からの粋な計らいで、ただ練習を外から見学するだけでなく、アシスタントコーチとして練習に混ざる事ができました。スペインの子どもたちと実際に触れ合いながら、コートの中でスペイン人コーチ達がどんな練習をしているのかを学ぶことができました!
その日の夜はユーロリーグの観戦です。
レアル・マドリッド(スペイン)対ブローズ・バスケッツ(ドイツ)の試合。試合はレアルが圧倒的有利の予想を反し、ブローズが善戦。最後の最後まで行方が分からない試合展開に会場中が大盛り上がりでした!!